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KiraAyaの部屋


[184] ばかだった
詩人:KiraAya [投票][編集]

櫛の通らない髪 掻き毟って
いつも喉が乾いていたけど

欲しがることは惨めで
泣かない代わりに笑えなかった

心臓を踏みつけられながら
嘲笑われていたのは 誰のせい

愛されるなんて諦めてしまえば
こんなに幸せになれたのに

2010/03/01 (Mon)

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