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KiraAyaの部屋


[62] 7年
詩人:KiraAya [投票][得票][編集]

僕たちはずっと一緒にやってきた
君を想わない日なんて 一日もなかった
出会ってから ずっと

僕は見たものも感じたものも
みんなみんな君に伝えてきた
嘘も真実もすべて

僕たちは子供だった
とてもちっぽけだった
傷ついたり触れ合ったり
傷つけたり離れたり
とてもちっぽけだった

きっと僕には君以外なにもなかった

誰より君に甘えていた
誰より君に素直だった

いつだって君に問いかけていた
いつだって君に救いを求めていた

僕は君がすべてだと思っていた
君が僕なんだと思っていた
君を失ったら僕を失うんだと思っていた
僕は君がすべてだった

君が存在するだけで癒されていた
君がいるから僕がいた

なにげない日常の中で
どんなにどんなに君が大切だったか
君は気づいていただろうか

7年も君を見てきた

出会った頃は何も怖くなかった
ずっと一緒に歩いて行けると信じてた
時が経って理由も解らず不安になった
いつか離れることがたまらなく怖かった

僕たちは大人になる

今になってやっと言える
ずいぶん遠回りしてきたみたいで
今になってやっとわかる

大丈夫なんだ

逢えなくても友達だって言える気がする
二度と逢えなくても友達だって言える気がする
傷つきながら歩ける気がする
たとえ道が違っても愛せる気がする
僕たちの手は繋がってる
明日もその明日もずっと

たとえ何もかも変わってしまっても
僕たちは今ここで笑いあってた
その真実だけ抱いてゆけるなら

きっと失うことなどない
きっと守ってゆける

君を好きだよ

ずっと思ってた

変わらない想い
限りない想い

10歳と11歳の僕たち

17歳と18歳の僕たち

24歳と25歳の僕たち

ずっと ずっと

明日も友達なんだ

2006/01/10 (Tue)

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