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レモンの部屋  〜 投稿順表示 〜


[21] 価値創造
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長い光の明け方を背中の向こう側に感じ
足跡は終焉のみらいへと進み出した

誰人もとどかなければ消滅してしまう時代の流れに存在して
広大すぎる真実が顕になり根付く迄は
未だに生死を幾度も隔てなければ
たどり着けぬ世紀に

果てる迄は生命の内奥を研ぎ澄ませる
思念と哲理駆使し受持して

光明(ひかり)の安息の生命の瞬間に至れる迄はと
一念に凝縮させた尊き景色

創り出して

歩むのみ





2013/03/14 (Thu)

[22] 元始の暁月
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刻がながれてゆく
悠久の穹さえ
昨日みあげた
憶念の青

宿らさせた思いでの唄さえ
すぐそばに会った
みらいからの伝達者


時は澄み切って
ひらかれた原野の眩しい光も
まどろんだ追憶の続き


皓々と胸奥の小宇宙に照り輝く
貴方の燃えている
灯影(あかり)
光源(ひかり)
至福(ともしび)の詩たち…




2013/03/15 (Fri)

[23] YOUR SONG
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灰色に染まり切ってた
心象(こころ)の宇宙(ソラ)抜け出して

私が私に成る
其の刻をイメージして
夢想を現実の姿に換えて

結ばれるみらいの詩と歌を
イマにたぐり寄せて

きらめく音色をまといながら

互いを救い合う役割を全うした
充足感に浸りながらも

もっと愉しく美しく輝ける法理の脈動(リズム)へと則り

新たなあしたを拓いて

もっと大きな私達に成れるよ



2013/03/18 (Mon)

[24] 統合
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しゃべりたくは無いのにそうなって
動きたくは無いのにも関わらず引きずられて…

他者だったり他事の“運命”が自身の其れよりも
大きかったり優ってるからと云って

不本意な“生命の営み”現じさせられているよな
そんな気がしてしまうのだろうか…
そんな世の中に在って、


障壁(かべ)を壊して、隠されていた扉をみつけるよ
自我の意識の深層を明らかにして、
安堵するわたしの感情をだきしめたいよ


崩れ切っている現代の大転換期に逢って

私達は、私達自身の泣いている影さえ導いていけるんだからね。




2013/03/22 (Fri)

[25] 感応する宇宙が渦巻いて
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みらいの方角からながれて来た
懐かしい風の香りを感じたなら、

そこに映し出された風景の姿に
わすれていたみらいのおもいでを見つけて、


もっとはやく進みたい
もっとはやく追いつきたい
もっととおく届きたいよ…と

尽きることもない感情の波がいつも押し寄せて、
天涯孤独の宇宙に一人きりのような錯覚にとらわれてしまうから


みらいの方角からながれて来る
懐かしい瞬間に今日を重ねる為に

今一度余分な運命を壊して
今一度不要な宿命は砕いて

あたらしいシナリオを創って
遠い時間と今を逆転させて

生命の声に耳を澄ませて
予感を直感させて、

刻の巡りあわせを信じて
唄の持つ力を信じて

ただあしたを生きるためだけに、
今は生きて




2013/03/23 (Sat)

[26] snow white
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無間に舞った夜雪が積もり積もって、
秋分に眺めてた紅葉に陽は通りぬけ

無意識の心層が自我意識の主張に絡まれた時間の連なりと
掌を堅くむすびながら、
延々と善業と悪業を量産していた季節が刻まれた
遠い過去の光景

現れる表れる洗われ照る
浄らかな生命(いのち)の蓮華(はな)

開いた啓いてる拓かれた
今世紀が目醒めてる真の瞬間(トキ)に





2013/03/24 (Sun)

[27] 久遠
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膨大かつ莫大な過去の世からの
しがらみを生んだ因縁を燃やし尽くし

察する事の出来る意識の範疇から其の先
個人の深奥の罪業からの諍いの派生

いっさいを清浄化させて、
生命の九界を跳び越えた
つき抜けた到達点

あすの宇宙(ソラ)に瞬く星々は、
内奥の小宇宙に感応じて

帰還する臨終(トキ)に
望郷の涙きらめかせて、

結びつけられた大海の小波のよな起因の不可思議
瞬間に悟らしめ

永久に眠るやすらぎの詩の韻律きかせて

まどろみの永遠の夜にずっと懐かれる





2013/03/25 (Mon)

[28] Night
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夜に咲いた綺麗な花を
ただ眺めて居るだけで、

待っていても、
待っていなくても、

やがて訪れ来る

私達と私達の深層の実相の刻に


やさしいねむりを感応じて、
やさしいせかいを現出させて、
たおやかにたゆたう自身に満ちて、


いざなわれて吸い込まれて
惹き寄せられてゆく

彼方の宇宙にふれて、


ようやく気づけた

出世の理由に

安堵する



2013/03/27 (Wed)

[29] 
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光は外界じゃなくて
私達の心の宇宙に煌く眩い明かり

眼根的なのじゃなくて、
心のリズムが弾んで
独りでに動き出したくなる
大宇宙との合致のリズム

心の脈動が嬉しくて、
生きる希望が止まらない
歓喜からの輝き


あかるさ
まばゆさ
生きたい
たのしい
内奥からのけっして尽きない
生命のともし火




2013/03/29 (Fri)

[30] in the wind
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刻の風が駆け抜けて、
その中に想いでをみつけて、
心の奥がかすか痛むけれども、

あの日まとえずにいた、
生命(いのち)の真ん中でまとう、
その人だけの持つ光の羽衣
いつの日にか掌に出来るでしょう


花吹雪が土に還り、
季節が姿を移して、
記憶が現世を読み起こして、


君は、君の今生を微笑いながら振り返れるでしょう?




2013/03/31 (Sun)
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