詩人:レモン | [投票][編集] |
この世界とはさよならするけど、
この世界からはなれてゆくけれど、
この世界のことわすれていくけれど、
ぼくはいつも此処に居て、
ぼくはいつも此処で存在して、
ぼくはだから、
またあたらしくあしたを目差し
どこかで咲く花のように
わらっていられるだろう
わらっていくのだろう
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ずっとながれていた刻に沈み込んでいて、
ずっとさがしていた真実(こたえ)に迷い込んでいて、
ずっとじっと生きていた時間に戦い続けてきた
私達の魂が光り輝き出した無限の彼方へと…
前進みだす、歩きだす、解りだす、喜びだす
未来永遠へと続いてる生命宇宙の根幹の調べ迄…
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未来を思い出して
なつかしいと想ったのでしょう。
物語りはつながれて
せつないと感じたのだろう。
生きていたと判って
もっとあすを捜していたいんでしょう。
あらゆる一切は、刻の向こう側にながれては溶けてゆく…
あらゆる一切が、誰人も識らない宇宙に還りゆく…
声がきこえたよ
私達の生命の内側から
『なみだは忘れて、昨日よりももっととおくでねむろう…』
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刻が一つになり始める今
輝く未来は彼方放たれた光の海
地に影とつながれた私達の生命(いのち)のこえ
宇宙の音楽の旋律に融けた
想い出たちは充満して、
渦巻く感情の流れた川のように
確かに確かな太古よりもなつかしい万物の唄
風の中に聴いたメロディの目醒めさせた記憶の破片(かけら)…
きのうの向こう側に常時(いつも)過去を抱締めて
あしたの続いてる方がずっと導かれてゆく大事な居場所
あざやかな妙音(おと)をきいて歩いていくよ。
たおやかな妙音(おと)を信じて生きていくよ。
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きのうを忘れて
きょうを憶って
あしたに冥伏(ねむ)って
毎日を無限に繰り返して、
毎朝に無量の一念を定め、
毎秒に無辺の事象感応じて、
生命の奥底から溢れる歓喜の声を響かせて、
生命の深奥から聴こえる音楽くちずさんで、
旅を続けよう、
君の意識と繋がれて
旅を始めてる、
君の生命が微笑ってる
きのうを思い出して、
きょうをつらねて、
あしたに目醒めて…
あしたに常時(いつも)とどいて…
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銀色の微風が吹いて…
虹色の雨が降って…
夢色のドアを開けて
君の生命の言葉に逢いに行くよ。
亜麻色の夜が広がり…
金色の光沢を掌にして…
水色の地球(ほし)を眺めて…
貴方の生命の因果を解読するよ。
刻は、また幾つもながれて…
刻は、また幾重にも覆われて…
君の生命の本音を聞かせて欲しい
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一堂に会し
再び翔びたって征く
使命の若人達
宇宙の法理を信念の翼に換えて
生命のちからを無限に発揮した瞬発力
煌々たる未來のビジョンが生まれて、
己心の宇宙の美麗の絵画が、
輝きわたる現象のまばゆい哲理の閃き
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魂の陣痛を終えさせ、
生命の感性を澄ませ、
心象の宇宙を羽ばたき
黎明する時代の潮流へ
船出した私達の音声(こえ)の響き
祈念(いのり)の詩を綴りながら、
創り出す運命の未來の展望(すがた)
画く因縁の広がりから連なる尊い波動
繰り出しながら…
進歩む、進歩む、進歩む
生命きる、生命きる、生命きる
臨終る、臨終る、臨終る、
今生の果てにある成就(ユメ)を映す
永劫の明鏡の元初の誓願
今もずっと呼応する様に、
心奥の宇宙へと鳴り響き続ける故に。
ずっと、ずっと、ずっと…
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結束をした魂魄(たましい)の群が、
この相手とは出逢う様に決まってた様な気のする…と
既視感みたいな感情に包まれては、
音律のハーモニーからいざなわれた天地に立たされた時代に、
導かれた命運や宿命の役割に徹し抜いた行為の涯てを眺めてたイマに、
今生の最果てへと奔り記した道すじが刻まれてく
ひかりの生命の戦士が、
あかりの生命の闘士も、
記憶から呼び覚ます天命を懐く胸奥に、
喜悦から呼び起こす使命を抱く心王へと、
万象の清らかな夢の広がりが示すミライノ地平まで
万物の浄らかな現の布かれたあのカナタノ宇宙まで
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壁が向こう側から崩れ去って
時は行方なき歌の様に想い出を語り
陰が大地に焼き付いた人びとの想念に染まり
涙は識らない間にこぼれ落ちては、
幾つもの瞬間を留めて魅せてる…
音色はメロディを構築して、
胸のうちのしがらみを溶かした…
其の深淵な生命と謂う宇宙の夜に星々を浮かべて
いつか一緒に眠れるならば、
安穏なせかいを生命に湧現させた共鳴が掌をつないで、
あしたの天涯すら旭日に照らされて、
尽きる事の無い無限の歓喜(ユメ)にほとばしりゆく
己心の生誕の意義へとたどり着ける