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レモンの部屋


[6] 旅路
詩人:レモン [投票][編集]


打ち拉がれた魂の彷徨う
現世の日常の精神の廃墟

つながれた生命に宿す鎖で
外界の対境とは複雑に絡まり合い

ほほえめないまなざしが溢れた
たおれそうなため息が引きずられてる時に


私達は生きねばならぬ宿命の光を
善性の生命の剣をかざし


崩れてゆく世界で、
墜ちゆく悲鳴の魂の声さえも越えながらも、


胸奥に輝く己心の翼のはばたきの音色を
何時までもどこまでも響き聴かせるように

広大な永劫(とき)を旅するが如く




2013/02/19 (Tue)

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