詩人:如月 ちゃこ | [投票][編集] |
貴方が涙をこぼした
あの瞬間−…
自分が壊したモノの重みを
思い知らされた
『ココロは、ここに置いていくから』
何かの受け売りだった気がするけど…
それ以上の言葉が見つからなくて
別れ際
アタシは自分なりの精一杯の想いを
ただその一言に込めた
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だからあの時、言ったじゃない?
『 ホントウ ニ ダイジョウブ ? 』 って
浮かれすぎて 甘え過ぎて わがまますぎたから…
大事な存在を
なくしちゃったんだよ?
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貴方に近付きたくて
飲めなかった珈琲も
ブラックで飲めるように
頑張ったんだよ?
貴方に近付きたくて
お化粧やお洒落も
貴方に似合うように
勉強したんだよ?
貴方に近付きたくて
一生懸命頑張ったのに
この想いを伝える前に
手が届かなくなった
貴方に近付きたくて
貴方に触れたくて
貴方に想いを伝えたくて
でもほんとはね
ただ
貴方に笑っててほしいだけー…
詩人:如月 ちゃこ | [投票][編集] |
大丈夫だよ
そっと抱き寄せて
背中を撫でてくれる貴女
大丈夫だよ
そっと髪を撫でて
何も聞かずに包み込む
大丈夫だよ
貴女のそばにいると
僕は
無垢な自分に
還れる気がした
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僕に欠けてるモノ
それを
君は持っていますか?
いつも心の片隅で
誰かに出逢う度
そっと問掛けてみる
僕が探してるモノ
僕に欠けてるモノ
それがどんな色で
それがどんな形で
それがどんなモノか
君は知っていますか?
僕に欠けてるモノ
僕が探してるモノ
僕が欲しいモノ
どこかに忘れた
僕の欠片を
いつか出逢う君が
持っているんだね…
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好きだから
振り向かせたくて
好きだけど
素直になれなくて
意地はって
馬鹿やって
気付けば
持て余すほどの
後悔ばかりが残ってた
好きだから
そばにいたかったのに
強がって
格好つけて
傷付けて
傷付いて
素直になれない
俺の照れ隠し
いつか誰かに
気付いてほしい
好きだから
素直になれない
精一杯の照れ隠し
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貴方の言葉を
素直に信じられない
あたしは天邪鬼
甘い囁きも
その腕の温もりも
今だけは
あたしだけのモノ
でも
別れた後は…
あたしの知らない
貴方を待つ
別の誰かのモノだから
あたしは信じない
貴方の甘い囁きも
その腕の温もりも
貴方の全てを
素直に信じられない
あたしはきっと
貴方のそばでは天邪鬼
詩人:如月 ちゃこ | [投票][編集] |
『不器用』
それのどこが悪い?
あまりに近すぎて
相手の想いも
自分の想いも
ごまかしてしまう
『不器用』
本音は自分でも呆れてる
もしも時間が戻るなら
やり直したい出来事
山積みで…
『不器用』
でもそれが俺だから
強がって
失って
後悔して
そんな情けないとこ
全部ひっくるめて
俺だから
『不器用』
これからも変わらない
腐れ縁
うまくつきあっていく
現在(イマ)も
過去(ムカシ)も
未来(サキ)も
自分なりに
精一杯
もがきながら
手探りで―…
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初めて手を繋いだ
帰り道
急に立ち止まった君
つられて僕も
立ち止まる
言葉もなく
二人で見る同じ風景
君が繋いだ手に
少し力をいれたから
僕も繋いだ手に
少しだけ力をいれた
繋いだ手が
痛くないように
そっと優しく
言葉よりも確かな
繋いだ手の温もり
僕はきっと
忘れない
二人で眺めた
夕暮れのグラデーション
君と繋いだ
この手の温もり
詩人:如月 ちゃこ | [投票][編集] |
『ずっと一緒』
あの日
二人で交した約束
アナタはまだ
覚えてるかな?
『ずっと一緒』
結局
約束を守れなかったね
アタシも
アナタも
『ずっと一緒』
そう約束したのにね
背中をむけてちゃ
想いは届かなくて
あの日の約束は
遠い記憶の欠片で
遠ざかる背中は
いつのまにか
二人の心の距離だった
『ずっと一緒』
そう約束した
二人の笑顔も
あの頃のときめきも
もう二度とは戻らない
どこかに忘れた
遠い記憶の
パズルの欠片なんだね