詩人:如月 ちゃこ | [投票][編集] |
寂しくて
つぶやいたのは
貴方の名前
人恋しくて
探し求めたのは
貴方の温もり
この声も
この指も
貴方には
もう届かないのにね
気付けばいつも
探してしまう
もう二度とは
あたしを振り返らない
貴方のその背中を…
詩人:如月 ちゃこ | [投票][編集] |
君との思い出を
簡単に消せるほど
その傷は浅くなくて
癒されないまま
傷を隠して
強がってる毎日
君を早く忘れたくて
倒れそうなほど
無茶も繰り返した
君を早く消したくて
君がくれたモノを
目に映るまま
手当たり次第に
全て処分した
君を少しでも早く
思い出にしたいのに
思考回路とは裏腹に
いつも君の残像を
追いかけ続けてる僕
君のコト
そんなにも簡単に
忘れられないコト
ほんとは自分が
一番よく知ってるのに
キミニ…アイタイ
心の奥深く
隠したはずの想いが
僕を支配していく
少しでも早く
この苦しさから
逃げ出したいのに
君のいない
色褪せた毎日から
逃げ出したいのに
僕はあの日から
叶わない願いを胸に
もがき続けてる
キミニ…アイタイ…
今の僕を動かすモノ
それは
君への断ち切れない
想いなのかもしれない
詩人:如月 ちゃこ | [投票][編集] |
眠れない夜
月明かりに
重ねたのは…
貴女の優しい眼差し
眠れない夜
夜風に
耳を澄ましたなら…
聴こえるのは
貴女の心地よい囁き
眠れない夜
貴女に想いを募らす
僕は一人
ため息をこぼす
みつめるだけで精一杯
募らせた想いとは裏腹
何もできない
意気地無しの僕
眠れない夜
貴女を想い
こぼれるため息
それは
月夜だけが知ってる
初恋のほろ苦さ
詩人:如月 ちゃこ | [投票][編集] |
夏祭りの夜
卸したての浴衣に
照れた二人
人混みの中
はぐれないように
握ってくれた手
嬉しいのに
照れ臭くて
交す言葉少なく
心臓はパンク寸前
貴方も同じくらい
ドキドキしてる?
見上げた横顔
照れ笑い
いつもと違う
貴方を一枚
瞼の裏に
焼き付けた
詩人:如月 ちゃこ | [投票][編集] |
いつも思う
瞳に映る全てが
君だけならいいと…
いつも思う
耳に響く全ての音が
君の声ならいいと…
いつも思う
言葉を交す相手が
君だけならいいと…
いつも思う
僕が触れる全てが
君であってほしいと…
いつも思う
誰かに恋をする度
僕の想いをカタチにして
君に伝えたいと…
いつも思う
言葉にも
態度にも
だせない歯痒さ隠して
詩人:如月 ちゃこ | [投票][編集] |
貴方が初めてくれた
揃いのリング
今もはずせないまま
あたしの指を
独り占め
ねぇ
貴方のそばでは
誰が微笑んでるの?
はずしたリング
月明かりにかざして
ため息ひとつ
はじけた思い出
あたしの心に
波紋を広げる
詩人:如月 ちゃこ | [投票][編集] |
君とよく歩いた
見慣れたはずの
いつもの風景
あの頃と違うのは
君がいない
ただそれだけなのに
何か物足りなくて
落ちかない気分になる
君がいない
一緒にいられたシアワセ
気付かずになくした
かけがえのない存在
君がいない
あの頃と違うのは
ただそれだけなのに
僕の心は
歯車が狂ったまま…
詩人:如月 ちゃこ | [投票][編集] |
思い出す度に
ほろ苦さが
懐かしさに変わる
忘れられない
その面影
時間の流れは
どんなふうに
貴女を
そして
僕自身を
変えたのだろう?
心の奥に眠る
今もまだ色褪せない
その面影
もしも偶然
貴女にまた逢えたら…
貴女は僕に
微笑んでくれるだろうか
詩人:如月 ちゃこ | [投票][編集] |
もしも
貴方に逢えたら
どんな挨拶をしよう?
どんなお天気で
どんな格好で
どんな話題で
貴方に
あたしを
知ってもらう?
まだ見ぬ貴方へ
あたしは
いつも
恋に恋い焦がれてる
自分勝手な夢をみて
傷付くことには敏感で
もしも
いつか貴方に
出逢えたら
あたしはどんな
夢を見るのかな?
まだ見ぬ貴方へ
いつか出逢う
その日まで…
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当たり前みたいに
そばにいて
当たり前みたいに
ケンカして
当たり前みたいに
笑いあって
当たり前みたいに
お互いの想いも
同じだと思ってた
あの日
あたしの知らない
貴方をみつけるまでは―…
初めてみたね
貴方のそんな照れた表情
初めてみたね
無口で不器用な貴方
初めてみた
あたしの知らない
貴方が
溢れすぎて
貴方の知らないあたしが
いま
ここで泣いてる