| 詩人:如月 ちゃこ | [投票][編集] |
鳴らない携帯
そんなの
もう慣れたはずなのに
貴方の履歴
指先がたどってる
いつからだっけ?
貴方からのメールも
貴方からの着信も
あたしに
届かなくなったのは…
いつからだっけ?
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ほらね
待ち焦がれた
貴方からのメール
届いただけで
こんなにも満たされてる
ほらね
やっぱりだめなの
貴方じゃないと
他の誰かじゃ
満たされない
貴方じゃないと
あたしの心は
もう満たされないの
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『逢いたい』
いつだって
あたしのその想いは
忙しい貴方の前では
ただ
空回りするだけの
虚しい言葉でしかなくて
『逢いたい』
いつの間にか
押し殺した想いが
あたしに絡みついて
素直になれなくなってた
『逢いたい』
貴方に
あたしの想い
届いてますか?
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目があった
言葉を交わした
手が触れた
貴女には
なんでもないこと
でも僕には
特別なことで
その些細な
積み重なりが
僕の中で
ゆっくりと
僕だけの貴女を
造り上げてゆく
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シアワセ?
あたしのそばで
貴方は微笑む
シアワセ?
あたしを抱きしめる
貴方の腕の温もり
シアワセ?
微笑むより
抱きしめるより
言葉をちょうだい?
貴方がもし
あたしといて
シアワセなら
あたしの想いに
言葉で応えて―…
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出逢った時
貴女のそばには
僕の知らない
誰かの存在
諦めるべきか
想い続けるべきか
それとも―…
苦しくて
切なくて
打ち明けた
貴女への想い
受け止めて
共有を許された
二人だけの秘密
触れたいのに
壊しそうで
触れられない貴女
今も変わらず
貴女のそばにいる
僕の知らない
誰かの存在
貴女を僕に
奪わせてくれたら
僕は貴女に
触れられるのに
苦しくて
切なくて
手が届いたはずの貴女は
僕にはどこか
遠い存在になった
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苦しむ貴女の姿を
ただ
みつめるだけしか
できないのなら
この声も
この腕も
僕は
要らない
苦しむ貴女の姿を
ただ
みつめるだけしか
できないのなら
僕には
貴女をみつめる
この瞳だけが
あればいい
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当たり前みたいに
そばにいて
当たり前みたいに
ケンカして
当たり前みたいに
笑いあって
当たり前みたいに
お互いの想いも
同じだと思ってた
あの日
あたしの知らない
貴方をみつけるまでは―…
初めてみたね
貴方のそんな照れた表情
初めてみたね
無口で不器用な貴方
初めてみた
あたしの知らない
貴方が
溢れすぎて
貴方の知らないあたしが
いま
ここで泣いてる
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もしも
貴方に逢えたら
どんな挨拶をしよう?
どんなお天気で
どんな格好で
どんな話題で
貴方に
あたしを
知ってもらう?
まだ見ぬ貴方へ
あたしは
いつも
恋に恋い焦がれてる
自分勝手な夢をみて
傷付くことには敏感で
もしも
いつか貴方に
出逢えたら
あたしはどんな
夢を見るのかな?
まだ見ぬ貴方へ
いつか出逢う
その日まで…