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薄紅の部屋  〜 新着順表示 〜


[4] 画面越しの恋文
詩人:薄紅 [投票][編集]

言葉に熱くなった日々は
欠片さえ残す事なく、私の手元から離れ

寄せては返す白波に似た、時に荒れ狂う
胸の痛みだけが

貴方は確かに居たのだと
そう、繰り返すのです


届かなければ
届いたとしても
もう、なんの意味のないモノなのだと

言い聞かせては


何故、貴方が


何故、貴方がと


不意に消えた存在に
怒りすら感じ

いつか
きっと

なんて言葉じゃ
生きていけない私は


今日に追い付けないまま
時折振り返っては

貴方を探していました











そこに
居たのですね







私は
貴方の が好きでした









あの時の
心から

ありがとう。



そして、少し遅れた
おかえりなさい。







2008/04/22 (Tue)

[3] 信念
詩人:薄紅 [投票][編集]

それは、


私が認めない限り
『愛』とする。


偽善だなんて言葉で
汚されたくない


貫き通すと決めた




『私の正義』



2009/11/08 (Sun)

[2] 携帯越しの、ネガイ。
詩人:薄紅 [投票][編集]



貴方の
今日と言う一日が


どうか
幸せで満ちますように。


2009/09/29 (Tue)

[1] 泡沫のしずく
詩人:薄紅 [投票][編集]



 ぴちょん。



   ぴちょん。




ひとしずく
 ふたしずく
  音符を生んで
   水溜まりへ
    飲まれてく。





その、
雨あがりの葉っぱ

最後に残った

小さな小さな
ひとしずく。




脆弱で、
危う気で。


そのくせ





太陽の光を弾きながら
凛として

ただただ
そこに在る




そんな佇まいに
芯のあるしずくに

 焦がれた。
  憧れた、、



道端で
馬鹿みたいに感動した

そんなひとしずく





2006/12/17 (Sun)

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