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やまびこの部屋  〜 新着順表示 〜


[59] 日曜日の次の日
詩人:やまびこ [投票][編集]

火曜日の 前の日
ぼくらは アンニュイ

気だるく、切ない

人が恋しい ようで、人が 嫌い で
思いを ぼそぼそ ただ 誰かに話して 聴いて欲しく なるね


ただ 何となく 息してるだけで しあわせの時がいい

また、改めて向き直ると 何だか さびしい

追いかけるほど、幸せは逃げて行くのかな
そっと、何気なく、見ないふりして、浸ってるのが一番いいかな

届かない指を伸ばして、君のうなじを くすぐろうとするみたいに

2010/06/14 (Mon)

[58] ああっ、いいっ!
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近づくと、傷つき、遠ざかれば、 また、寂しい・・・・
矛盾が 嬉しい  迷子の 人生


種をまく、動く人生、  静かに 動ける
静かに  影を 動かし、ふさぎ込み から  抜け出した


炎が 消える  そっと、あつい涙が ほとばしる午後

ああっ、いいっ!燃える しんきろうを追いかけて、
ぐしょ濡れになるほど、切ない じゃないの?



2010/05/29 (Sat)

[57] 触れもせず、慕う
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欲しいけど、抱かない

愛してるみたい だけど、恋も しなかった

生涯で、一度も、息を してない

手に握れない、幸せを 手ばな(離)す


決して、触れずに、・・・・でも、 慕ってるよ

遠巻きに、思ってるし
ほんのり   熱っぽい ほど、関心が ある

そっと、ささやき で、 ゆるく、火が揺らぐ 

2010/05/27 (Thu)

[56] 違う人がボクを見る
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どうしても目をそらしてしまうんだ
かがみの中で、人が入れ替わってしまう


ぼくを見るのが、ぼくじゃない
世間という常識
刷り込まれた自由
焼き付けられた束縛感

こんなんじゃぁ、 どこを飛んでも、楽しく翔べやしない

一度、少女の仙人になって、ピンクの衣で、山小屋を制覇したい

2010/05/15 (Sat)

[55] うそのきず(嘘の傷)
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つけなかった嘘が、身にしみて痛い
こんなはずじゃ なかったのに、

苦しみが、深い

だまされた
かくされた心

暗い明日が、憎い

乱の道が、揺れて、震えて、
自分を 殺せも しない

つきたかった嘘は、くすぶって闇に眠る
無事に、悪魔の歌が、彼方に消えるから、・・・・世を、呪い、恨む前に
真っ赤な血を、流している  幻想の姿で、踊ろうよ

2010/05/08 (Sat)

[54] 華の風・5月に向けて
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綺麗な あなた を
春のテレビ に 出てる あの女優 だ と 思う

なぜって、美・そのもの だから

心が豊か、 胸も豊か

同じ、スフィンクス の きらめき仲間


神秘な 女性の、 おくそこ の 実り が、
桃色の 涙で、熱に せまる

ため息 で、 漏らす 言葉が、つらなって、階段になり、
森や 里を 駆けめぐる よ ね


そうさ、
弱さも、 積み重ねれば、 強く なれる

時間を超えて、飛んでる ぼくらのハート
昨日も1つ 明日も2,3コ


きれいな あなたに、ぼくが しがみついて、
夢の世界を あちこち 案内して くれてるんだ よ


丸い 詩で、  風を 渡り、 畑に 遊び、

   あ・り・が・と・う!


2010/04/06 (Tue)

[53] 黒ワイン
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黒いワイン
ネオンに とける 人間界の奥底

それは、深いのか?
子どもが期待する アダルト・エッチの悪さは、汚いだけ

でも、わくわく感を 残して 広げることのエネルギーは、
旅役者・コンサート の合間の 自然観察だけ、うれしい宇宙飛翔


一言でコメント・求められたら、
皮肉っぽく、笑って すます人生
流行の はしごで、みるみる過ぎる 数十年
そんな作りの現代


雨が降れば、物思いにふけり、
話す言葉を 新しく生めれば いいけど



自由 なんて、宙ぶらりんの 浮いた 半端な 張りぼて時間

ただ、純白が続く 映画 を観てれば、 無理した 初めてのセックスに似た 空虚さ だったよ


ん?

向こうの鏡に映る あなた
窓を対面に お互い 懸命に 詩を朗読し合う まぼろし

夢は 迫力で押しまくる スポーツさ
ドリームのゴールド・ダイヤモンドを、表彰台で勝ち取る 君がそこに いる じゃないか?
そう だろ?


これ読んだら、
せっけんの あわのような プライドをひとひねり、つぶして、
また、「もったいない」と声かけられながら、苦しげに生きるのさ、ね!

2010/03/19 (Fri)

[52] 愛を愛さない
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あったかい君だね ・・
でも、恋人は 海と空なの

君に触れた人は、  いつも泣いてしまう  淡い夢が悲しくて、

なぜなら、 母が娘に帰って 叫ぶほどの、涙を思わせる 甘い声 だから



ぼくにくれる歌   今夜も 雨・しとしと
寒かった冬峠 を越せた今

  安心の笑みを 浮かべる  シュンシュン鳴るストーブの、お茶の湯気と一緒に、ホット・静か・・


本気の遊びを どこで 誤魔化す?

うれしい愛だけど、ぼくは君を 愛せない
君の 愛する人は ぼくとは別に 居る はずで、
 ぼくが 愛する人は 君とは違う人に ならなけりゃ



関係が混乱して、ミックスで、ややこしく
愛なのに  形式の わくぐみ 
ぬくもりのない ハートが、とりとめなく揺れる

テレビ映画と同じ、携帯ネット言葉の詩世界 で 遊ぶつもりが、
葉っぱの濡れた薫りに うれしく、 てのひらに手紙を書きつづった、本気の手相占いを信じ始めた ような うら若い・青年ごころ



       昔からの 愛が  赤く 燃えて、 
       カレンダーの すみっこに  こげ 落ちる

2010/02/28 (Sun)

[51] 見えない鳥
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私たちは かもめの子


そうよ いつでも降りられる どこへでも落ちられる
でも、地上には危ないモノがたくさんあって、黒いからよく見えない

愛なんてのも、どすぐろくて 得体が知れない
人生は玉虫色 灰色がかった影

お互いに渦巻きの中へ巻き込まれてしまったのね

見えない
分からない
そういう中で、しっかりはっきりくっきり生きてゆこうとすこうし頑張る

2010/01/15 (Fri)

[50] なっとう
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納豆の つけだれは 甘すぎる

高年の婦人むけ

と思ったら、自分で 醤油をまぶせば 食える

つけだれは 捨てる あんばい だ

早く教えてくれれば、納豆も好きになったのに
固定観念の恐ろしさ

2010/01/13 (Wed)
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