詩人:やまびこ | [投票][編集] |
十番目がいい?
そう目立たぬ歩兵で満足
夜は夜だし
昼は昼
ぐっすり眠って、英気を養って
シェスタも、
本の紙の強烈な木製香水を匂いつつ よだれもの
こぼさずに
新しいものをまろやかに尖らせて
古い石杖を基礎に 踏みしめて生きてゆこう
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ににがさん
君と見る景色が広がる
終わらない百増すならぬ99マスターベーション性交
いつもそっぽ向き口を向けてるの
ししじゅうろく
でもない
どうしても 出した愛液をはりぼてにしたがる
大の字で正常位
いくつもの出会いを持ち寄って
ろくろくさんじゅうろく
差し引きゼロ
みたこともない記号だけ残った
それは私達の真実のベイビーだと思っていいから
はっぱろくじゅうし
さようなら
この世
簡単な答えだけはださないで欲しい
シンプルな結婚でいたかった
けど
いつも一緒
複雑なものが残ればそれは お流れ
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まかひこちゃんは、ジャンボリーにいっちまった
蒸し暑い季節にそなえて、
エアコンのきいた場所をオアシスとする
一日15分はあせかくものの
きのながい根性論でゆけばひざしがみえてくる
もう月は地球の庭にある
プラスマイナス百度の世界に埋没し
プラスマイナス15度の世界からみたそこを
深くただよえるねぐらにできまいか
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、
そんな こわばったくちもとで、
こわごわと話しかけてきて、
可憐な仕草で、
誘われたくない、ように 振る舞い
泣きながら 生きてて、
そんなに 崩れた態勢で
壊れ物ものように ふるえる肩をさらしてて、
ぼくが手を差し伸べなければ 伸びて行けない
可愛いままで、
君に、寄り添わずにはいられない、じゃないか
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受け取れない
今日へ、さよなら
まだまだ、愛のレッスンは続くよ
春の夜の、隅っこで、
縮こまって 泣いてる
君も、甘い詩を、さびしがって、吐く人
家族には、いつも、思いやりをあげるばかりで、
疲れるね
ご苦労さん
わがままを受け取ることで、みんなにプレゼントしてる、おおらかさ
そんな君に、もたれかかるチャンスを、そっと差しあげたい
思いっきり甘やかして あげたい
頑張らずに、頑張ろう
甘くなるほほえみを、素直に、ここに出して!
シーツはすっきり、純白の太陽ともだち
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お頼み申します
ほとけ様
こっちを向いていらっしゃるのならば
私の話を聞いてください
私は生きていられない
そう、自分で思うのです
私は苦しくもない、心の中が、からっぽの、気取り屋
そのぶん・・・どうか私以外の人の気持ちを、
いっぱいに、満たしてあげてください
世の中には、気持ちを閉じこめられて、解き放てない人が多い
そんな人達のために、心にぎっしり詰め込みたい
それも分からない、自分が・・・・
そんな自分自身が、嫌いだ
無力な私、 ぼんやりしてて、焦ってもないし、喘いでも、いない
必要とされるわけがない
生きているのが、苦痛なはずが、
泥人形のように、はいつくばって、放浪してる
ほとけ様、どうか、こっちに来て、この願いを読んでみて
私はその願いが叶うまで、気持ちをさぐり続ける
私の最後の宿命をしつつ、ずっと、そっと、ほとばしるちからを、ふりしぼりたい