夢を見た悲しい夢相手の姿が見えない迷路で銃を撃ち合う人達君は何もできずにいた盾になることも打ち合いをやめさせることもできずただ悲しむだけの君銃を向け合っているのは愛し合う者同士だというのに相手の姿が見えずただ闇の暗さに恐怖して暗がりの中に弾を放つ君の言葉はとどかない君が制するのもきかない弾は君の体をすりぬけ 闇に消えていくただ それが 悲しい
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