| 詩人:さみだれ | [投票][編集] |
さよなら天国
雲の上の神様
楽しいひとときを
ありがとう
喜びが待ってる
あの場所へ帰る
すべて忘れて
ごめんなさい
次は来れないかも
悪いことはしないよ
次も来れるよう
頑張ってくるよ
さよなら天国
雲の上のみなさま
素晴らしい世界を
ありがとう
喜びが待ってる
あの場所へ帰る
真っ白な心で
生きはじめる
どんな姿でも
どんな境遇でも
素晴らしい
そう思うから
| 詩人:さみだれ | [投票][編集] |
自分の知らないところで
知らない世界が動いてる
それが遠くに見えるほど
心がひび割れ痛んでいく
すべてを知りたい欲求と
知ってしまう恐怖とが
シャカシャカ、シャカシャカ混ざっていき
涙となって表れる
どうしようもない葛藤と
向き合えるほどの勇気を
知っている世界で求める
実に面倒な話
| 詩人:さみだれ | [投票][編集] |
コップに一杯
牛乳を入れて
トーストは半分
ジャムを塗って
日当たりのいい窓のそば
机と椅子を
今日の予定を
決めてしまおう
ついでに本を
読みながら
音楽は聞こえない程度に
"幸せな時間は
作るものでしょう?"
朝がダメになるかなんて
夜にはわからないから
目が覚めてから
すべて始まることだから
洗い物は誰がしようか
布団も干さなきゃ
ついでに本を
読みながら
風に優しく撫でられながら
"幸せな時間は
始まったばかりでしょう?"
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この夜は誰のもの
誰の幸せを願うもの
打ち上げられた衛星に
願いをかけている少女
闇の中を手探りに
光を求めている少年
この夜は誰のもの
誰の悲しみを背負うもの
愛する人に裏切られ
死を決意した少女
抜け殻になった体の前で
手を合わせた少年
この夜は誰のもの
あなたのものであるならば
私は朝まで眠りましょう
あなたのものでないならば
私は夜から起きましょう
嘘を並べた本心を
夜はさらけ出したから
本当のことも
全部見えなくなったから
眠るのです
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もしガンダムに乗れたとして
果たしてファンネルを使うことはできるだろうか
うっかり味方を破壊
なんてこともありうるだろうか
例えばポケモンをゲットしたとして
最初の三匹をどれだけ悩むのだろうか
やけになって図鑑だけで
トキワの森に入るのだろうか
もしエヴァンゲリオンに乗れたとして
果たして綾波レイと仲良くなれるだろうか
緊張しまくって話せないまま
サードインパクトを迎えるのだろうか
もしドラえもんと出会ってしまったら
四次元ポケットの中に顔を突っ込んでみたい
どこでもドアを引っ張り出して
家に帰りたい
いつだっけ
夏のように過ぎ去った時を
忘れてしまったのは
どれだけ願っても
デジモンは現れないし
アンパンマンの頭をまるかじりすることもできない
現実とはこういうものだ
これからも
今までも
我慢の足りない僕らは
認めたくないんだ
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僕の気持ちをつゆとも知らずに
空を見上げてそっぽを向く!
ブランコは揺れもせず
なのに地面は揺れている
なぜか地面は揺れている
背中を伸ばせと言うものだから
僕は君を見つめたさ
ああ、この瞬間が残酷すぎる
目があってしまっては
言い訳などできはしない
そうだよ、僕は泣いてたよ
別れ話に花を咲かせる
そんなことができる口なら
君は僕を見てくれただろうに
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幻
その心に問う
アストロの
遥か彼方
見えはしないか
その心
海にも似つく
冷めはしないか
幻よ
憂いの瞳の
最奥に
スプリーン
覗かせるも
その心
土にも似つく
悲しみを
浸らせて
幻よ
奉るは
赦しはしないか
乳白色の
胸に抱かれ
息絶えるは
愚かであるか
幻
その心に問う
御身に触れる
風も
過ぎ去るばかりに
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カクテルは甘いのが好き
(誰か私を連れ出してよ!)
洒落た音楽も
暗い照明も
どこか遠い気がするの
(いつ選択を間違えたのか
私は記憶をいじったの?)
今ドアを開ければ
眩しい光の中に
蒸発してしまうだろう
それもいい
このままここに居続ければ
暗い気持ちに飲まれて
消化されるだろう
それもいい
恋人は来るだろうか
(早く私を連れ出してよ!)
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風がびゅうびゅう唸ってら
いい感じに雲捕まえて
いざ行かん!宇宙へ!
なんてふざけてる
さかなだって飛ぶ時代だぜ?
鳥なんてもうとっくの昔に泳いでたんだぜ?
なのにみんな宇宙の片隅
ブラックホールも見えないちんけな星
なんだったら戦争とかやめてさ
コロニー作ろうよ
雨がしとしと歩いてら
やな感じに傘ぶつかって
ああ…家にワープしたい
なんてだらけてる
なんならいっそ車輪つけて
家ごと買い物行こうかしら
なんならいっそ宇宙人ひっかけて
ワープの仕方こっそり聞こうか
それでもみんな傘を選んで色に悩んで買っていく
そんな感じがなんかいい
水溜まりを避けるのも
なんだか楽しく思えるし
煩悩とか雑念とか
考えないくらいが自由かな
フリーダム!
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青が最後の足掻きを見せた
一瞬のオレンジに魅せられたからか
真っ黒い闇に追われたからか
何にせよ生まれたよ
僕は短い命を毎日繰り返し
生きたよ
電線を挟んで
ビルの谷間から
山をなぞるように
境界を見せて
限界はあると
僕は言った
オーロラのように
夕暮れの空は広がり
君の涙でさえ
黄昏に霞んでいく
それは終わりを告げるように
夕暮れの空に在り
君の心だけが
息を吹きかえした
僕らは生きてる
今二人で生きてる
世界を巻き込んで
生きてる
メランコリヤの手をとりながら
夕暮れに生きている