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さみだれの部屋


[10] 星合の空
詩人:さみだれ [投票][得票][編集]

僕は窓を閉めてたから

君の背を見られなかった

風がふわりと触る髪に

僕の手は遠かった


いくつの星座を見つけたら

君は入ってくるのだろう

暗がりに溶けていった

天の川を探しているの?


僕は窓を閉めてたから

君の背を見られなかった

僕が窓を開けてたなら

君のとなりにいられたかな


夜はいくつになっても

暗くて怖いけれど

星は年をとるたび

ひとつ、ひとつと消えるけれど


君がいつか堪えられなくなって

いなくなってしまっても

僕はいつもそこにいるよ

君がさみしくないように

君がかなしくないように

2011/04/05 (Tue)

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