僕は窓を閉めてたから
君の背を見られなかった
風がふわりと触る髪に
僕の手は遠かった
いくつの星座を見つけたら
君は入ってくるのだろう
暗がりに溶けていった
天の川を探しているの?
僕は窓を閉めてたから
君の背を見られなかった
僕が窓を開けてたなら
君のとなりにいられたかな
夜はいくつになっても
暗くて怖いけれど
星は年をとるたび
ひとつ、ひとつと消えるけれど
君がいつか堪えられなくなって
いなくなってしまっても
僕はいつもそこにいるよ
君がさみしくないように
君がかなしくないように
2011/04/05 (Tue)