知らない町と知らない人知らない風と知らない音知ることができない知ることが怖い誰かの言葉に影が落ちたような見てしまった心に気づいた本音何も知らなければ一センチ足らずの心で大人になってたのかな知ってる町も知ってる人も知ってる色も知ってる温もりもすべて置いておけば知らない言葉も知らない匂いもすべて抱き合えるような気がした少しだけど心が膨らんだような気がしたんだよ
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