誰かの不幸せになるから
私は人になつきません
誰かの邪魔になるから
すりよっていきません
私はいつもひとりです
これからもそうでしょう
いまさらふたりになれません
あなたの悲しみになるから
私は壁を作りました
あなたの汚れになるから
透明になりました
誰にも知られないように
私は生きることでしょう
五感のすべてを閉ざすのです
そこに喜びがあるから
目を瞑っているのでしょうか
そこに幸せがあるから
足を止めているのでしょうか
私は今どこにいて
何をしているのだろう
そこにあなたがいるから怖いのです
2011/07/20 (Wed)