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さみだれの部屋


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詩人:さみだれ [投票][編集]

彼は夢の中
無邪気に遊んでる
好きになったり
離れたりして

彼女は部屋の中
無垢な笑顔が
影を落としたり
甘えたり

記憶の中じゃいつも
二人はレンズの向こう
像が離れて
戻らないよう

彼は夢の中
幸せをかみしめる
好きになったこと
離れないこと

彼女は光の中
闇に抱かれてる
深い眠りのあと
思い出せない

記憶の中じゃいつも
二人は絵画の向こう
息を殺して
動かないよう
彼が彼女に歩み寄る
彼女が彼の手を握る
そんな希望が
無くならないように


2011/09/20 (Tue)

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