ホーム > 詩人の部屋 > さみだれの部屋 > 詩

さみだれの部屋


[287] 
詩人:さみだれ [投票][編集]

彼方の君よ
無線が途絶えて
どれだけの時間が経ったのか
君の希望がまだ明々と据わっているのを
信じるほかない
この無線は私の希望だ
私はまだ君を諦めたわけではない
だからどうか君よ
諦めないでいてくれ
彼方の君よ
その瞳が青く輝いていることを
私は信じている

2011/09/22 (Thu)

前頁] [さみだれの部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -