普段見慣れたあの店もイルミネーションで着太りしている相変わらず風邪を引いたようにくたびれた僕がいる詩の世界に迷い込んだのか現実にいるのかわからない遠くで消え入る落日を美しいと思える心手の冷たさ行き交う車の音や人の声確かなのは今この時を信じられないでいることそれだけだ
[前頁] [さみだれの部屋] [次頁]