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さみだれの部屋


[382] 夢の終わりに
詩人:さみだれ [投票][得票][編集]

気がつけば雲の上で
あなたを静かに見守っていた
そして僕は消えていった
あなたの星になれないまま
光のない夢の中で
小さな影が囁いた
子供のような約束が
僕の目を覚ましてくれる

歩くこともできないから
あなたはそっと背を押して
明るく照らしてあげよう
あなたがさみしくないように
気がつけば空の中へ
あなたを静かに見守っている
"いつまでも変わらないで"
あなたを静かに見守っている

2012/01/11 (Wed)

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