ホーム > 詩人の部屋 > さみだれの部屋 > 恋の園

さみだれの部屋


[41] 恋の園
詩人:さみだれ [投票][編集]

僕の気持ちをつゆとも知らずに
空を見上げてそっぽを向く!
ブランコは揺れもせず
なのに地面は揺れている
なぜか地面は揺れている

背中を伸ばせと言うものだから
僕は君を見つめたさ
ああ、この瞬間が残酷すぎる
目があってしまっては
言い訳などできはしない

そうだよ、僕は泣いてたよ

別れ話に花を咲かせる
そんなことができる口なら
君は僕を見てくれただろうに

2011/04/21 (Thu)

前頁] [さみだれの部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -