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さみだれの部屋


[461] 月よりの使者
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夕暮れの町に
忽然と姿を現し
猫に化けて
闊歩するのは
月よりの使者
人は気づかないうちに
心のあり方を書き換えられ
乗っ取られてしまう
その何気ない行動は
支配された証
会話に含まれたそれは
伝染していくだろう

しかしそれは朝焼けには敵わない
目を奪われ
心が分解され
散っていく
人が気づかないうちに
昨日を夢のように思うのは
支配されていた証
心の書き換えによる副作用なのだろう

2012/04/19 (Thu)

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