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さみだれの部屋


[471] 時の最果て
詩人:さみだれ [投票][編集]

煙草をくわえ
逆流する時間をぼんやり見ている
木々は枯れては葉をつけ
枝を落とし
やがて新芽になる
コーヒーの渦は分解され
それぞれがあるべき場所に還る
ただ煙草をくわえ
その異常さを疑いもせず
そう他人事のように
あるいは時空間の神のように
また始めればいいさ
気が遠くなる年月を
無限ほどにある一瞬を
また始めればいい

2012/05/05 (Sat)

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