夢限りなく涙を流し生きている最も空に近く最も海が遠い私の心は漂う君の心はしかと根を張りかつて私を連れ去った悪魔悪魔は私の心をもう捨てただろうそこは人知れず雨が降りそこには君がいることだろう夢途方もない時間脈動する魂輪郭はおぼろげに触れるには遠い私の心は止まる君の心は風に揺れて
[前頁] [さみだれの部屋] [次頁]