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さみだれの部屋


[724] 無題
詩人:さみだれ [投票][得票][編集]

暗い森に置いてきた
誰かのために生きる決意
カラスの鳴き声を背に受けて
歩いていかなくちゃ

誰かを愛することもない
グラスの氷は溶けていく
泣いているのか
嬉しいのか
わからないままに

声をかけても
ここにはいない
あなたひとりが欠けた宇宙
暗い孤独の海に漂う
誰かを思う心ばかりが
光をもたず歩いている

2013/09/06 (Fri)

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