暗い森に置いてきた誰かのために生きる決意カラスの鳴き声を背に受けて歩いていかなくちゃ誰かを愛することもないグラスの氷は溶けていく泣いているのか嬉しいのかわからないままに声をかけてもここにはいないあなたひとりが欠けた宇宙暗い孤独の海に漂う誰かを思う心ばかりが光をもたず歩いている
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