これは眠りの前の戯言に過ぎない私の心の醜さである三日月踊る夜の散歩地面のわからない気持ち歩く速度もこれまでの距離もわからず答えを欲しがる人の業それが満ちて星は落ち夜は誰の目からも逃げて私はアルゴリズムを呪う三日月いよいよ静かになれば眠る世の拙い歩みを知り私の心の醜さをあれよこれよと掘り出しなから満ちていく汚さを誇るかクソヤロウ
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