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さみだれの部屋


[861] アリア
詩人:さみだれ [投票][編集]

日向を歩く
背中を追って
愛の尊さを知ろう
あなたの腕に掴まるまで
曇りなき青空であろう

胸の奥所(おくが)に
住まう喜びを
遠く逃がしてやろう
その日がどれほど酷くても
手を振りほどいて見送ろう

夕べの祈りは
たゆたう星に
暁をもたらし
宵の願いは
窓を開け
月を仰いでいる
この詩歌が
あなたに届けば
誰かに届けば

日向に連なる
景色の際に
その手を触れさせて
そして今よりも知ろう
あなたの喜びを

2015/02/18 (Wed)

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