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子犬の部屋  〜 投稿順表示 〜


[12] 塗り者
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奇麗な夕日の絵に指なでて
嘘の塗り絵 ぬりまくった

助け求められ 捨てられ
ゆらゆら動く 操り人形

溶けていく夕日の絵みて
必死に 嘘ぬってぬってぬった

好かれたくて がんばって
ボロボロ動く 僕の人生

嘘ぬりたっくった
僕らの絆

なにも塗りたぐらないで
ただ笑いあいたいだけ

ただそれだけ

オレンジ色 奇麗にぬられた
僕らの塗り絵


もう塗り疲れたよ・・・・

2004/11/08 (Mon)

[13] れりぶ
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黒い闇はすぐに変わってしまうけど
あの日思ったんだ 君との闇は変わらないままだね

シ−ルをはがした本当の姿の君は
よくある輝きとはちょっと違う色をしてたよ


鼻水少したらして早く伝わる僕の心
優しい風邪は治らないまま
本当は笑顔を拭いて涙を流す
少し素直に動く僕の身体は咳込んでいた


ここの周りは謎だらけで迷うけど
あの時思ったんだ 僕らも解けない謎のままいるね

顔を上げた君は困ったように潤って
消えない記憶のまま熱をだす僕の涙

消えない君の顔はだるそうで
優しい風邪は治らないまま
僕を蝕んでいく

2004/11/29 (Mon)

[14] 
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どうしよもなく吹いてくる粒は


きれいに並べられなくて


まるで僕みたいだった

2004/12/02 (Thu)

[15] アリス
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グルグル回る時計みて
君との期限をひたすらまつ
過去に会いたいなって願う
ルール違反な僕


夢の国で会うのは簡単だけど
過去で会うのは難しくて
それがわかってるから悔しくなる


グルグル動く時計みて
君とのカードは合わないいっぽう
会いたいと思う僕は
うさぎ泥棒かな


夢の国で見るのは嬉しいけど
未来で会うのは苦しくて
熱をだす涙は冷めないまま

グルグル回る時計みて
幻の僕にきずくのはいつだろう

2004/12/07 (Tue)

[16] シロクロ坂
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クロシロ坂を登り下り
迷いながら水の蓋開けたのさ
ちょっとだけ甘み抑えて笑う
強がりな自分に呆れる

少しだけ目閉めて泣いたのさ
水の蓋開けたからとどいてよ
途切れた糸結びなおして
繋いでよ

シロクロ坂を走り止り
疲れながら上をむき
なにもないシロイ坂に甘えて笑う


自分の弱さに呆れ
辛み抑えて最後の水を流しながら
水の蓋閉めた

2004/12/09 (Thu)

[17] これがこたえ
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いつまでたっても 無回答な気持ち
どこから手をつければいいかわからなくて
ちょっとだけ寂しさ覚える

すぐに答えでなくて また1から考え直す
ちょっとだけ寂しさ覚える


青く焼ける空を見て 1つだけでた答えあったんだ
いつのまにか 君が忘れられなくなった
ふと気付いたんだ 君が好きだってことをさ


いつまでいても 無回答な想い
どこから動き出せばいいかわからなくて
ちょっとだけ焦り覚えたんだ

すぐに答えでなくて また1から考え直す
ちょっとだけ焦り覚えたんだ


黒く輝く空見て 1つだけでた答え気付いた
いつのまにか 君を恋しく想うこと
ふと気付いたんだ 君が好きだってことをさ


そう1つだけはっきりでたんだ
『君が好きです』という答えが

2005/01/22 (Sat)

[18] まぼろしぞら
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空を掴んでは風になって溺れてく
夢の中ではちゃんと掴めるのに
叫んでも届かないこの思い巻き戻す
そんな繰り返しのままでいいのか?

泣いて叫んで迷ってくこの道
どのぐらい迷えば掴めるかなんて知らない
何かを取り戻すことって
迷いに壁をつけたら風に流されるだけ

巻き戻される幻を壊しながら
無防備の心を温めてく

進んでも変わらない地平線
自信は少しずつ風にさらわれていく
何かを掴むことって
そう簡単に得られないことなんだね


空を掴んでは風になって
幻の中へ駆け込んでいく

2005/02/06 (Sun)
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