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亜嘩茄の部屋


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詩人:亜嘩茄 [投票][得票][編集]

あたしが死んだら


君は泣いてくれますか


誰よりも 大粒の涙を


こぼしてくれますか



毎日 この温かい空間に入ってくる 恐怖

真夜中に聞こえる 足音

怖くて 誰なのかも
確認できなくて

布団にくるまり
自分の体温感じながら

ふるえてる



殺されるかもしれない


誘拐されるかもしれない


壊さないで

こじあけないで

この温もりを



いつも 君の事考えたら

怖くなかった

何があっても 君を思い出したら

涙もひいていった


今は 涙 溢れてる

止まらない

思考の渦からぬけ出せない



君は あたしを助けてくれるのか

あたしが死んだら

泣いてくれるのか



あたしのために
泣いてくれるなら

殺されてもいいと思った


でもそんな風にしか
君の気持ち

確かめられないなんて
悲しい



やっぱ死ぬのは怖いよ


殺されたくない


ねぇ、あたしが死んだら

君は
大粒の涙こぼしながら
泣いてくれますか?

2004/12/17 (Fri)

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