詩人:野上 道弥 | [投票][編集] |
た 楽しい時期ばかりが恋じゃない
ち 小さな幸せを沢山集めることに気づいてよ
つ 積もった雪の様に静かで小さな幸せに
て 手と手合わせるように出来た
と とても安らかな幸せに
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な 何度となく伝えたはずじゃない
に 憎まれたって蔑まれたって
ぬ 抜け抜けと簡単に言わないでよ
ね 猫の仔や犬の仔じゃあるまいし
の 能書き並べるのもいい加減になさい
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は 弾けて消える泡のように
ひ 陽だまりの中の温もりに似た
ふ 普段の幸せが消えてった日は
へ 下手な慰めよりも
ほ 本当の愛する想いが欲しい
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ま 真っ向勝負のストレート
み 見せ付けてあげようじゃないか
む 無謀な賭けでもかまわない
め 目指すは君の心を
も もう一度あの頃のように
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あ 会いたい逢いたい遇いたいと
か からっ風に消え去るような声で
さ 囁くように言ってみて
た ただもうひたすら
な 涙堪えて空見上げて
は 鼻すすって
ま また一歩踏み出した
や やんわりとした陽と冷たい風の中
ら 落書きみたいな街をすり抜けて
わ 笑いながら涙しながら
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い いいじゃない
き 気にしなくたって
し 死ぬわけじゃなし
ち 血を見るわけじゃない
に 人間として出来ることしたんだもん
ひ 非難される覚えないでしょう
み 皆が敵でもあたしは味方ってことに
り 理由なんていらないでしょう
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う うつむいてその手を眺めて
く 繰り返し繰り返し
す すり潰した苦い想いを握り締めた
つ つまらない生き様と
ぬ 塗り潰された心模様と共に
ふ 振り返ったその先には空虚と
む 無残に散った夢の欠片が
ゆ 夕暮れで朱に染まる陽で
る ルビー色に輝いてた