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野上 道弥の部屋  〜 新着順表示 〜


[228] 藍へ
詩人:野上 道弥 [投票][編集]

僕は何もかもを失いそうになる程

君を待ち望んでいたに違いない

逢えない君に逢えたらいいと

想いばかりが交錯している

想いばかりが迷路の中で

君を探して止まず走る

何もかも失うことが

代償でもいいから

生れてくる筈の

生命ある君と

お母さんと

僕たちの

未来を

歩む





かなえたい

2004/08/31 (Tue)

[227] 藍へ
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今日

君は元気な産声を上げて

明日から

総てが未知なる世界へ踏み出すはずだった


無力な僕は

そんな君の未来を守ることが出来なかった

許されるはずのない僕は

君を忘れずに生きていき

苦しさと無力感と

君と

君のお母さんが居ない空虚に苛まれながら

僕は未来を生きて行く


君をこの手に抱けないこと

至極当然のことながら

とても残念だ

2004/08/31 (Tue)

[226] 誰か
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今の僕を助けてくれるなら

 神様でも悪魔でもなく

どんな時も僕の事が解る

 誰かしか居ない


解ってくれるのもその誰かだけ

2004/08/23 (Mon)

[225] 誰と
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ファーストキス

 初恋

   初夜

 大事なのは 何時 では無く 


  誰と


だろう

2004/08/23 (Mon)

[224] 誰も
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孤独に生きていても

 生きるって決めても

  誰も愛さずには生きられない

   僕は寂しがりだ

    その誰かは決まっているけれど

2004/08/23 (Mon)

[223] 誰に
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誰に解って欲しいなんて言わない

      その人は一人だけ

胸の内なんて簡単に明かしてやるものか

2004/08/23 (Mon)

[222] 金曜日のホテル街
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解けた長い髪

振り乱し

はだけたブラウスで

荒い息を付く


          重なった時間だけ

          永遠が肩を抱く

          触れ合った時間だけ

          気持ちが暴走する


朝も夜もない部屋

たどり着く場所は

一体何所なんだろう

何時なんだろう


          甘い声でまた耳元で囁く

          もっと触れていたい

          もっと側に居たい

          もっと時間を忘れたい


この空間と時間と二人が永遠だったらそれこそ

2004/08/21 (Sat)

[221] 高額
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『愛してる』なんて言葉は

 誰もが一度は使ってて

 安売りされてるのに



          あなたから言われると

          胸が締め付けられる想い

          私が口にしたら

          あなたは耳まで真っ赤



 一日一度は聞きたいな

           あなたが真顔で

           耳まで真っ赤にして

           言ってくれる

           愛してる

           を

2004/08/20 (Fri)

[220] 
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涙に濡れて眠れない

      一つ目の夜を越えられたら

  寂しさに負けそうな

       二つ目の夜を越えてみよう


   微熱混じりの孤独が続きそうでも

   また繰り返しそうになっても

  三つ目の夜を越えたらきっと大丈夫だから

2004/08/19 (Thu)

[219] 理由
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君を嫌ってしまうには

          あまりに理由がなさ過ぎて

君を好きだと想うにも

          あまりに理由がなさ過ぎる



   君が離れていくのを

         このまま黙って見過ごす

  それを許せるほど僕はまだ達観してない

2004/08/18 (Wed)
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