詩人:野上 道弥 | [投票][編集] |
肩に首に胸に
あなたが付けたキスマーク
気恥ずかしさと嬉しさが同居してる私
もうこれ以上はないくらいの
恋人居ます宣言
言ってみればただの内出血だけど
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またね
交わした挨拶に
つと胸が痛んだ
離れるつもりなんてなかったのに
それでもまた明日会えるのならば
私は喜んで またね
と手を振るわ
でも離すつもりなんて毛頭もなかったけど
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愛を重ね合った夜は
朝まで君を抱きながら
君の寝息を聞きながら
君の寝顔を愛でながら
君の手の握りながら
独白してみるんだ
どうして君をこんなに好きになってしまったんだろうと
そこに無言の答はあるけれど 今の僕には聞こえちゃいない 答はいつも側にあるから 聞く必要なんてないんだ
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雨降る橋渡る雑踏に 傘捨てて足止めて空仰ぎ 心の底から君への想いを投げ付けてみたい
誰の目も気にせずに 誰の言葉にも耳を貸さずに 明日風邪を引く事も忘れて
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他人の恋愛ばかり気にして
自分の恋愛談をひけらかし
他人を恋愛話に引き込んで
その人の心の傷をこじ開ける
そんな彼女は恋愛中毒
すれ違う男を全て値踏みして
理想ばかり高くして
自分よりドラマチックな恋をした女を許さない
そんな彼女は恋愛中毒
明けても暮れても恋愛話
仕事もプライベートも恋愛話
恋だけが全て
高揚感が生き甲斐
そんな彼女は重度の恋愛中毒
それとも末期か
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受話器から聞こえる
あなたのその口から
あなたの言葉で
使い古した
誰もが使うその言葉
私にはいつも新鮮で
飾らないその言葉がとても好き
それを口にするあなたがもっと好き
どんな照れ隠しをしても良いから
私に聞かせて
私の目を見て言って欲しいの
「愛してる」を
素直になれない私だから答は期待しないでね
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キミの驚く顔が見たいから
キミの仕事の帰り道
キミを待ち伏せる
他人から見ればストーカー
端から見れば物凄く滑稽
もしかしたら
もう帰ってしまってるかもしれないのに
それでもキミを待ち伏せる
風が冷たくなってきてるけど
それでもキミを一目見たいから
キミを待ち伏せる
どんな事を話そうかと
想いを巡らせてる間に
キミが背後から抱き着いてくる
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今日も3時間
電話が苦手だった彼女でも
彼の声を聞けるから
長電話が好きになったみたい
そんな光景は微笑ましい
恋を知ったばかりの少女のように
彼の声を食い入るように聞いている
目に浮かぶような浮かばないような