詩人:野上 道弥 | [投票][編集] |
恋の花
一輪
手折りました
君には
いろいろな
かたちで
伝えたつもり
だけど
素直な
気持ちを
素直な
言葉で
伝えることが
出来ないのです
だから
恋の花
一輪
手折りました
僕の
胸に
咲いた
恋の花
君を
大切に
想う
気持ちだけでも
伝われば
いいな
詩人:野上 道弥 | [投票][編集] |
涙雨の夜
屋根を探す猫を見つけた
今宵眠れる場所を探して
さまよう猫に
生きる強さを教わった
雨に濡れる猫は
闇の中へと消えて行く
大丈夫と
笑いながら
今はどこで夜露を凌ぐ
心配でならない
要らぬ世話だと怒るだろうけど
詩人:野上 道弥 | [投票][編集] |
乗り越えられない壁にぶつかった時
その壁を叩き壊す
そんな豪快な君が好き
飛べないハードルなら叩き折り
行き止まりなんて関係なく突き進む
悲しみに泣く私を笑いとばして
私を怒らせて嫌なことを忘れさせてくれる
そんな君を見てるとね
どんな事でも出来そうな気がする
諦めない意志が伝わるの
少し間違ってるような気がしないでもないけど
君にとってはその方法が君だけの真実なんだよね
でもね
少し粗暴な性格は直して欲しいな
でないと
先生に怒られちゃうよ
詩人:野上 道弥 | [投票][編集] |
人の命を奪った指導者
言葉一つで悲劇の台本を作った指導者
平然と報復攻撃にでた大統領
指一本で平和に火をつけた大統領
その他の選択は無かったのですか
詩人:野上 道弥 | [投票][編集] |
彼はその手で幸せのボタンをかけ違えた
あの娘は涙に濡れた手で愛のボタンをはずした
大統領は血塗られた手で平和のボタンを緋に染めた
奴等は薬漬けの手で生命のボタンをむしった
あなたの手はそのボタンをどうしますか
詩人:野上 道弥 | [投票][編集] |
もういいだろ
もういいだろ
もういいだろ
もういいだろ
もういいだろ
もういいだろ
もういいだろ
もういいだろう
自分を責めるのは
そんなに自己嫌悪する暇あるなら
少しでも前を見て
一歩でも進もうよ
力になり切れてないけど
君の悩みを解決する
鍵も答えも持ち合わせてないけど
背中なら押してあげられるよ
詩人:野上 道弥 | [投票][編集] |
月曜日は憂鬱
雨が止まなければいいと思う
火曜日は退屈
雨音のリズムは私の暇潰し
水曜日は発奮
雨音さえも気にならない私がいる
木曜日は沈着
雨を眺めて少し落ち着いてみて
金曜日は窮屈
雨音でさえも私を苛立たせる
土曜日は解放
あなたと会うなら雨でも構わない
日曜日は悲哀
あなたと離れるのが嫌になる
だから相合い傘で駅まで見送って
そしてまた月曜日が来て
憂鬱な私がいる
あなたに会える週末まで長い日々
でも雨は私を包むの
あなたとの甘い想い出と共に
Special Thanx to Camellia