詩人:野上 道弥 | [投票][編集] |
破壊してしまえばそのまま終演
押さえきれない負の感情
自責と言う名の闇い海
全てが嫌になる瞬間の継続は永遠
愛したい矛盾達
壊れそうになる私とそれを見つめる僕
少しの発言に伴う多大なる後悔
僅かな行動に伴う無限の失墜
理屈を並べて卑屈になる私
そんな私を護ろうとしてくれる一握りの大切な人達
本当に大切なもの以外はどうでもいい私
一人になりたい私の中の寂しがり屋な僕
抱きしめられる暖かさを誰よりも知る私
護りたい私と僕
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冬の星空の下
一人たたずんでみて
私の想い人と共に
歩いてみたい
そんな事を想って
頬を赤らめる
冬の風の厳しさに
思わず首をすぼめるけど
あなたの想いにとらわれた私だから
冬の星空の下でも
一人で歩いていける
けれど…
本心は…
言ってあげない
だから気付いてね
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いつでも寂しい瞳の奥にある輝きを護りたい
泪が止まらないなら止まるまで抱いていてあげる
君の言う仕方がないは本当に終わりのようで仕方がない
護りたい君に逢うことが出来ないから寂しい
夜の闇を引き裂く光を二人で見た憂い
煙草で髪を焦がすくらいの失意
赤らめた頬を見られまいとする抗いの中の新発見
麻痺した感情から滲み出る私だけへの笑顔
星の数の出会いとそれに伴う孤独感の比較
矛盾しつつも離れたくない孤独と温もり
君に感じた姿写しの私
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月明かりの下
私の肩を抱いて
静かな寝息をたてる
大切なあなた
肌と肌を触れ合わせている
この時間だけは
いつもいつも形容できない
私の漏らした吐息は
つないだ手と手のように
あなたの寝息と混じり合う
あなたに乱された髪は
あなたの肌を抱いている
息や髪にまで嫉妬しそう
そう想ってみたら
あなたの唇を奪いたくて
そっと口付ける
今度は私が代わってあげる
私があなたの肩を抱いて
私の胸の中で眠らせてあげる
目を覚ましたら
もう一度口付けして
寝顔まで優しいあなた
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今日という日を良き日と定め
二人で大いなる世界へその身を投じ
いつしか死が二人を分かつまで
共に歩んでいく
そんな慶びの渦中の君たちに
待ち行く試練とはいかなるものか
それでも二人は乗り越えられるだろう
二人だからこそ乗り越えられるだろう
産声を挙げ
そして立ち上がり
やがて歩き初め
言葉を交わす
そして二人が出会い
今を迎える
その生きてきた意味を大切にして欲しい
二人の絆を大切にして欲しい
いつか生まれてくる二人の子供達に
その意味を教えてあげて欲しいから
おめでとう
心から総てで
詩人:野上 道弥 | [投票][編集] |
母は私に何を伝えたかったのか解らずに
私は今まで私のままでいた
その日私は別人になった
愛した人との新しい生命は
私に喜びと不安を教えてくれた
そう 母になった日
喜び
あなたは私に与えてくれる
慈しみを 感動を
私の母性の育て方を
不安
私はあなたに与えたくない
育てていけるのか
何も解らない手探りの今を
母が伝えたかったのはこの事かもしれない
生命の尊さ
生命の輝き
私も幼いながらもあなたのお母さんになったよ
あなたの顔を見る日はまだ遠いわね
あなたの声を聞く日が楽しみだわ
詩人:野上 道弥 | [投票][編集] |
小さい頃から様々な夢を描いてた
大きくなればなれると信じてた将来の夢達
何も努力しないで今更何を言ってるのか
夢は祈るだけでは叶わない
解っていても今も祈ってる
弱い自分がいつまでも祈ってる
本当は
強くなりたかっただけ
本当は
泣きたかっただけ
本当は
愛されたかっただけ
本当は
私だけを見て欲しかった
私だけを愛して欲しかった
本当になりたかったのは
あなたに認められる人
あなたに愛される自分
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人に言われて初めて気付いた
大丈夫て君の口癖だよね
だって大丈夫じゃないなんて言えないじゃない
本当はどうなの
大丈夫だよ
また…
大丈夫だって…
口癖なのか
本当に大丈夫なのか
自分でも解らない
でもきっと大丈夫だよ
心配しないでね…
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好きと聞かれたから
好きだと言った
傷つけるための
いいわけです
傷つけたあの人から
教わりました
気持ちを偽り続けた後悔は
あの人へ
伝わったのでしょうか
ごめんなさい
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愛して下さいますか
側にいて下さいますか
抱きしめて下さいますか
暖めて下さいますか
夜を共にして下さいますか
肩を貸して下さいますか
手を携えて下さいますか
答えは…
答えは一つですよね