詩人:野上 道弥 | [投票][編集] |
不安になる再会の約束
衝動的に会いたくなる
離れるのはもう考えたくなくて
一人になんか絶対になりたくない
他の誰も必要としない
不思議で不可思議
胸の奥が締め付けられる
もう忘れたはずの
誰かを好きになる心
忌まわしい想い出が付きまとう
私を囲む濁った目達が
触れられたくない手達が
聞きたくない声達が
逃げ場を覆い隠す
そんな私を救ってくれたのは他ならぬあなたでした
もう一度恋する喜びを教えてくれたのはあなたでした
そんな私を愛してくれたのはあなたでした
汚れたはずの私を抱いてくれたのはあなたでした
私の味方で居てくれるのはあなたでした
好きだよ のメールで浮かれてるのは他ならぬ私です
愛してる の一言で何も言えなくなるのは私です
あなたとお揃いのブレスを握り締めて
あなたが着ていたシャツを着て眠るのは
いつもあなたと一緒に居たいと願う
あなたへの想いに囚われた他ならぬ私です