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野上 道弥の部屋


[208] 足取りの寂しさ
詩人:野上 道弥 [投票][編集]

寂しさに足をとられないように

  少しがむしゃらに仕事してみたり

    知らない街でたたずんでみたり

  ウィンドウショッピングなんて

    柄にもない事してみたり

      空いた茶館で長居して

        店主と他愛のない話をしてみた

     ただ、女の子を買う事はしなかった


   なのに

     何気ない一つ一つの動作が

    君と居た時間を想いださせ

        また寂しさが足を取りにやってくる

2004/08/01 (Sun)

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