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野上 道弥の部屋


[217] 真夏の夕陽のスポットライト
詩人:野上 道弥 [投票][編集]

朱いビルの谷間に二人

 影は伸びて重なったまま

  二人はずっと見詰め合っていて


   散歩を楽しむ犬に影を踏まれた

    あなたはそれを嫌って

     私の腕を強引に引いた


 キスしよう 

   って誘いかけて

    街中をエキストラに

     夕陽をスポットに

      二人 舞うようにキスをした




          犬が羨ましそうに私たちを見てた

2004/08/18 (Wed)

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