詩人:野上 道弥 | [投票][編集] |
不意に君が泣き出しそうになったので
夜の海へドライヴに誘った
一晩中語り明かしたけど
君の心をまだ掴みきってない
明け方になって二人で車の中で
手を繋いで眠ったね
手と手で心の会話をしたね
でも君の心は掴みきれない
二人の間には恋心なんて在りはしない
微笑み交わしてみても君の心は掴めない
君と恋に落ちる事など望んではいないけど
君の味方になる上で
君の心の内を知っておかなくては
君の味方にはなれそうに無い
辛いね
辛いよ
また誰一人救えない無力な自分に戻りそうだ
君を助けてあげたいから
君の心を掴んでおきたい
恋とはまた違う意味で