う うつむいてその手を眺めてく 繰り返し繰り返しす すり潰した苦い想いを握り締めたつ つまらない生き様とぬ 塗り潰された心模様と共にふ 振り返ったその先には空虚とむ 無残に散った夢の欠片がゆ 夕暮れで朱に染まる陽でる ルビー色に輝いてた
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