ホーム > 詩人の部屋 > 中村真生子の部屋 > 西都原古墳群

中村真生子の部屋


[162] 西都原古墳群
詩人:中村真生子 [投票][編集]

「ここが邪馬台国だったのでは」

とも言われている西都原古墳群。

広大な敷地の中に点在する

3世紀から7世紀にかけて築かれた

墳墓の数々。

その数311基。

日本最大の帆立貝形古墳と

九州最大の前方後円墳もここにある。

弥生時代の稲と鉄が築いた

富と権力のランドマーク。

1500年の時の経て

自然の一部と化した古墳を

時に荷物を積んだ馬が大地を陥没させて

その存在を明らかにしたという。

生い茂る夏草を

古墳につながれたヤギが

おいしそうに食んでいた。

2012/07/14 (Sat)

前頁] [中村真生子の部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -