彼女は想いを言葉にした。ポトリと…。彼女の胸から放たれた想いは水面に円を描くように人々の心に広がった。やがて彼女の想いはいつの間にかみんなの想いとなった。そして、その日がやってきた。確かな、大きな形となってその思いが届けられる日が…。今日、「届けビト」によって…。
[前頁] [中村真生子の部屋] [次頁]