山の端に日が昇り川面に金の道を作り始めたとき頭上の黒い雲からパラパラと冷たい雨。「もしや!」と天を仰げば「やっぱり!」。大地から大地へときれいな半円形の虹。ひとりで縄跳びをするには大きすぎるから「そうだ!」みんなで大縄跳びをするとしよう!
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