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中村真生子の部屋


[254] 窓ガラス
詩人:中村真生子 [投票][編集]


窓ガラスを拭く。

泥やほこりが取れて

窓の向こうに

すっきりと

美しい

秋の風景が広がる。

海が空が雲が

木々が草花が

鳥たちが

目覚めたかのように

生き生きと語りかける。

誰もが

磨かれたガラスのような

心を持っている。



2012/10/16 (Tue)

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