秋晴れに誘われて車で出かけてみる。山の方に向かうと稲刈りが終わった田んぼが広がっていた。この前この道を通った時蓮華の花が咲いていた。月日の経つの早いこと。けれどそれを嘆くまい。それより「光あるうちに光の中を歩こう」。きらめく秋の光の中を…。今なら金木犀の香りとともに…。
[前頁] [中村真生子の部屋] [次頁]