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中村真生子の部屋


[260] 光の中を…
詩人:中村真生子 [投票][編集]

秋晴れに誘われて

車で出かけてみる。

山の方に向かうと

稲刈りが終わった田んぼが

広がっていた。

この前

この道を通った時

蓮華の花が咲いていた。

月日の経つの早いこと。

けれどそれを嘆くまい。

それより

「光あるうちに光の中を歩こう」。

きらめく秋の光の中を…。

今なら

金木犀の香りとともに…。



2012/10/21 (Sun)

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