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中村真生子の部屋


[45] のどの小骨
詩人:中村真生子 [投票][得票][編集]

のどに引っかかった

小骨が一つ。

飲み込もうにも飲み込めない。

時折

自己主張をするように

ちくちくと痛みだす。

あの日

のどに引っかかった

小骨が一つ。

けれど引っかけていたのは

自分の小骨。

2012/03/13 (Tue)

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