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こちこの部屋


[6] 一本一本の、綺麗な線が
詩人:こちこ [投票][得票][編集]

晴れの日も
曇る日も
或る線がいつも
世界に流れている

糸のように
水のように
一本また一本と
繋がるようで
バラバラなようで
不思議な規則を正しく
進んでいく

乗っかって
自分の命を乗せて
誰かの涙を乗せて
ともに行く

いつか辿り着く
豊かな明日へ
色とりどりの
人生に

一本の線に込めた夢
叶わぬ夢か
まだわからない
何もまだわからないんだね

2018/11/14 (Wed)

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