詩人:香 | [投票][編集] |
幼い頃は 自分一人の力で生きていけると思ってた
世の中そんな甘いもんじゃない
いつからか
僕は
自分の力を過信してたんだ
実際 他人の手を借りなきゃ生きられない子供なのに
それさえもわからないほど幼かったんだ…
そして 弱い僕は逃げ出す
『弱者は一生弱者のまま?』
その答えを探すため
僕は逃げずに立ち向かう
強者の住まう世界に…
今もまだ戦い続ける 終わりのない勝算のない戦争に勝つために 僕は 立ち向かい続ける…
勝つことを夢見て…
詩人:香 | [投票][編集] |
遠い昔に音をたてて 僕の歯車が外れた
誰が僕を壊した?
それはキミの知らないだれかだった
いつのまにか僕の体は体温を失った
暖めたのは誰?
それはあの日のキミだった
けれど
あの日のキミはもういない
なぜ僕を捨てて逝ったの?
記憶のキミに問い掛ける
キミは答えない
けれど
ただ一つ願う幸せは
天国でキミが寂しい思いをしないこと
だから 僕は祈り続ける
キミの幸せを願って…
詩人:香 | [投票][編集] |
幼く小さな僕には母の姿が大きく見えた
いつからだろう?母がこんなにも小さく見えたのは…
幼かったあの頃にいつか見た母の姿は大きくて温かくて…
けれど…今の母は僕よりも小さくて…疲れていて…いつも心は泣いている…
そんな母に僕は『ありがとう』が素直に言えない…
けれど、心ではいつも思ってるんだよ?『ありがとう』って…
だから、疲れてしまったのなら一休みしてね?
辛いなら我慢しないでね?
その為に僕は支え続けるからさ…
元気なあなたが僕は好きだから…
いつか『ありがとう』を伝えるね だから…その日がくるまで待っててよ?
それまで僕が支え続けるから。
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ぁの日から言葉に傷つけられて
ぁの時から音に癒されて
僕ゎぁの瞬間から動けずにぃるのかもしれなぃ
それゎぁなたも同じで
もぅ呪ぃなのかもしれなぃ
ぁの時のぁなたの少し尖った言葉ゎ僕にとってゎ鋭く痛ぃ言葉なんだ
けれど…その言葉を言ってしまったぁなたも、同じょぅに痛くて苦しぃのゎなぜなの…???
なのに、傷をつくるぁなたからゎ自分の傷を癒すょぅな言葉がこぼれる
音のょぅなその言葉ゎ僕の耳にゎ心地ぃぃんだ…
傷をつくりながら、治しながら、僕らゎどこまでも行く
傷を癒す場所を探すかのょぅに…
詩人:香 | [投票][編集] |
いつか見た空ゎぁんなにも綺麗だったのに
知らぬ間に色が霞んだ
こんなにも綺麗だった空に汚れをつけたのゎ誰だ?
いくら戦っても勝てない戦を仕組んだのゎ誰だ?
利益しか求めなぃ純粋を忘れてしまった者たちが汚した償えなぃ罪…
僕ゃキミもいつかゎぁんな大人になってしまぅの?
ならば僕ゎ子供でぃたぃ
償えなぃ罪を背負って生きていくよりも
何も知らなぃ子供の方が楽だから…
けれど
空を汚した大人たちゎそれを許さなぃ
こぅして少しづつ
僕もキミも汚されていく…
罪を背負っても自分に傷がつかないように…
死ぬまで償えなぃ罪を背負わせる為に
僕ゎ今日も大人に汚されていく…
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光の先に何がぁるのだろぅ?
希望?
夢?
そんなのどこにもぁりゎしなぃ
ぁるのはゎからぬ未来だけ
僕の進む先にゎ何がぁるのだろぅか???
それゎ僕だけが知るもの
キミの未来も
僕の未来も
全然
別のものだから
生きることゎ面白ぃ
だから僕は生きるんだ
まだ見えなぃ未来を見る為に…
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部屋の隅
そこにゎ
僕が一人ぃるだけ
街の隅
そこにゎ
ボロボロに壊されて捨てられたモノたちがぃるだけ
誰が捨てた?
誰が拾ぅ?
誰が治す?
みんなが気付かなぃならば
僕が拾ってぁげましょぅ
僕とぉまぇゎ似てるから
だから
拾ってぁげられる
ぉまぇがキレィすぎてたら
僕ゎぉまぇに気付けなぃ
それぢゃぁ、似ても似つかなぃだろぅ?
だから僕ゎ
ボロボロのぉまぇに気付けたんだ
キレィぢゃなぃぉまぇだから
輝ぃて見ぇるのかもょ?
キレィだからって
輝ぃてるとゎ限らなぃんだからさ…
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疲れ切って眠れない夜
冷蔵庫に向かい
アルコールを1つ取り出す
プルタブをひき
あけ
飲み干すと
なぜかわからない
淋しさがこみあげる
1人の部屋で
心だけが冷えきった
部屋の中で
ただ1人
酔いのまわらぬ頭で
淋しさ隠して
いつのまにか
眠りにつく…
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冬の澄んだ空
見上げれば満天の星
雪が降った夜は
特別にキレイで
そんな空の下にいる僕は
なんだか自分が
こんな所にいるのは
場違いな気がしてしまう
『キレイな世界に
僕は住んではいけなぃ…』
そんな気持ちになってしまう…
キレイな物は
自分を惨めにさせるから
僕はキレイな物は見られない…
自分を写す鏡など
全部割ってしまいたい
僕がキレイになれるには
いつになるまで待てばいいんだ?
キレイな夜空を見上げて思うのは
どうしてこんなことなのか?
キレイな物を見るときだけは
汚い心は
捨てていたいのに…
だから
澄んだ空は少しキライ
僕の汚れが
目立ってしまうから…
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君は何に恐怖する?
恐いものを見た時か?
自分じゃどうにもならない事になった時か?
実体のわからないものに会った時か?
そんなものは全て一時の恐さ
だって
本当に恐いのは
今生きている
人間なのだから…
何をするかわからない
何をされるかわからない
それが恐くないわけないだろう?
恐れるものは自分と他人
生きる自分にさえも
恐怖し生きる
毎日
それでも僕は
今日も明日も生きるんだ…
生きる事も
死ぬ事にも恐怖しながら…