詩人:香 | [投票][編集] |
僕の中にある時の流れである
『時間軸』は
何度変化しただろう
最初に変わったのはいつで
最後に変わったのはいつのことか
それすらわからないくらい
『時間軸』は変わり続ける
きっと
あなたが僕の心に
音を響かせたあの時に
『時間軸』は
変化したのだろう
あなたと共に生きたくて…
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生きることが当たり前
働くことが当たり前
学校行くのが当たり前
そんな『当たり前』
自分の中の『当たり前』だって知ってる?
生きたくても生きられない
働きたくても働けない
学びたくても学べない
そんな人がいるのを
あなたは知ってる?
学校行ってないから
働いてないから
だからってその人まで否定するの?
生きていけば
毎日何かを学ぶ
だからみんな頑張る
それを否定するのは
自分しかみれない人だけ
自分に閉じ籠れば
何も見えない
聞こえない
殻を破って外に出て
外に目を向けてみて
そこには
嫌なことだけじゃない
楽しいことも
あるんだよ
明日を
明後日を
その先をずっと
生きることは学ぶことだから
自分を捨てないで
楽しいこと
見つけよう
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まだ少し肌寒い
外を
桜並木を横目に
僕は歩く
少し前まで咲けずにいた花の芽も
暖かい陽に照らされて
咲いたのだろう
そんな
ふとしたことに
春を感じれるのはきっと
心
穏やかじゃないと
無理なのかもしれないと
考える
それは
誰かが自分を支えてくれてる証かもしれない
同じ空の下にいる
あなたも
心穏やかであったら
嬉しいなぁ
そんなことを考えながら
陽の光を浴びて
ぽかぽかと
心も体も暖かくなって歩くのは
『春』という
季節の特権なんだろう
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朝は
あなたがくれる
目覚めの声と
一緒にくる
昼は
僕がぁなたを起こす時にくる
晩は
バイト先の窓から見える空が
藍色に染まる頃にくる
一日のサイクルには
必ずあなたがいて
一日の始まりは必ず
あなたが知らせてくれる
無理はしないでほしいと
思いながらも
起こしてくれる
あなたの声が
どんなに嬉しいことだろう
もうすぐ会える日を
あなたが知らせる一日の始まりと共に
指折り数えるのは
こんなにも愛しているからなのだろうと
最近身に染みてわかり始めた今日この頃
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幼い時に熱が出て
学校を早退した時
おぶって帰ってくれたね
その時
なんだかお母さんを独り占めしてるみたいで
僕が嬉しかったのを
知ってた?
幼かった僕の甘え
熱が出て具合が悪くなっても
嬉しかったのは
そんな理由だったなぁ…
今はもう
あなたより大きくなっちゃったけど
風邪をひいて熱が出ると
そんな幼かった時を思い出すんだ
あの頃は
当たり前の『母親らしさ』が嬉しかったなぁ…
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矛盾
理屈
我儘
恋愛にはどれも
つきものと
思ったのは君がいたから
君と会えなければ
そんなものは
知る事はなかったのだと
そう思う
その君を
嫌いになれる理由など
存在するだろうか?
君が僕を嫌っても
僕は君を嫌いになれない
君に嫌われたくなくて
君に少し嫌われてしまった今でも
君にこれ以上嫌われないように
もっと
頑張ります
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今
ある
この気持ちを
表す言葉が
あるのなら
教えてほしい
これはなんて言う感情?
寂しさ?
虚しさ?
いつかの…
昔の僕なら
自分に感情があることさえ
拒否していたのに
今
僕がただの人間になれたのは
君がいたからだと思う
僕は
人形や
機械じゃない
ただの人
自分の感情を受け入れられるようになったのは
自分の存在を否定しなくなったのは
あなたに出会えた
あの時に
始まったと気付いたのは
あの瞬間からだと
そう思う
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深い闇
見えない光
そこには眠ったまま忘れられたお姫様が1人
綺麗なお城
羨望の眼差し
そこには心が空虚の王子様
外を知らないお姫様は
囲われた世界しか知らない王子様に恋をした
しかし姫が恋した王子様は
自分が作り出した幻
いつか消えるその王子に
キスされて目覚めを待つお姫様は
その日が来る日を夢の中でただひたすら待っている
ありもしない願いを
天に祈りを捧げながら…
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ふと耳を澄ませば夏の声
たくさんは生きられない
虫の声
昔々の人も
そんなことで夏を感じたのだろうか?
儚く大きく鳴く
その声に
夏を感じた
夏をやっと告げられた気がした
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あなたについて行くと決めたのは
大分前
やっぱり
日が立つにつれて
思ってたことと
違うこともある
あなたも僕にそう言った
だけど
いいとこしかない人間なんて
この世に存在するんだろうか?
やっぱり
愛する人にも
嫌なところはあると思う
だけど
僕だって完璧な存在ではないから
愛するあなたのいいとこも嫌なとこも
全てを含み
大好きです
それが間違ってると言う人がいるかもしれない
だけど
そんなこと言えるほど
その人は完璧なのか?
悪人や
善人や
いろんな人がいるから
今があると思う
いろんな人がいなければ
今もないし
僕と君も逢ってない
だけど
これは僕の考えだから
たくさんの中の一つの考えと思ってくれたら
僕はそれでいいんだ