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香の部屋


[28] おとぎ話
詩人: [投票][編集]

深い闇

見えない光

そこには眠ったまま忘れられたお姫様が1人

綺麗なお城

羨望の眼差し

そこには心が空虚の王子様

外を知らないお姫様は

囲われた世界しか知らない王子様に恋をした

しかし姫が恋した王子様は
自分が作り出した幻

いつか消えるその王子に

キスされて目覚めを待つお姫様は

その日が来る日を夢の中でただひたすら待っている

ありもしない願いを

天に祈りを捧げながら…

2006/07/31 (Mon)

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