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康介の部屋


[2] 自惚れ
詩人:康介 [投票][得票][編集]

あなたにはあたしが必要だと思ってました

あたしはあなたのことを総て理解して
あなたのことでわからないものなどないと思っていました

あたしがあなたのことわかっていたと思っていたのと同じように
あなたもあたしのこと理解してくれてると思っていました

でもそれは違ったのかな?
あたし 自惚れてたのかな?
あなたはあたしなんか必要じゃなかったのかな?

あなたのこと解ってる振りして
一番大切な声を聞き逃していたの?
あなたとあたしの距離は一歩も縮まってはいなかったの?


あなたがいなくなってから気づく

あなたがあたしを必要としてたんじゃなくて
あたしがあなたを必要としていたんだ

今さら気づくなんて
自惚れもいいとこだわ

2006/01/15 (Sun)

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